はじめに
iPhoneだけでPDFを画像に変換したいという方は多いですが、実際にやってみると「どこから始めればいいのかわからない」というケースがよくあります。PDFはページ単位で扱われることが多いので、スライドや図表を画像として保存してSNSへ共有したり、メール添付の際に画像として添付したいというニーズが高いです。
この記事では、PDFを画像(JPEG, PNGなど)に変換するための5つの方法と、その中で特におすすめのアプリを紹介します。すべてiPhoneだけで完結できる手段なので、MacやPCがなくても大丈夫です。
〰️ ポイントまとめ
- iOS標準機能でできる簡単な方法
- クリエイティブに変換できるショートカット
- 高機能だが有料のPDFツール
- 画像編集とPDF変換を一括で実行できるアプリ
- 無料で使えるオンライン変換(注意点付き)
それでは、各方法の手順とポイントを順に見ていきましょう!
方法1:iPhone標準の「ファイル」アプリを使った変換
手順
-
PDFを「ファイル」アプリに保存
- メール添付やブラウザから「共有」→「ファイルに保存」
- 位置を指定して保存します。
-
ファイルを長押しして「共有」→「画像として共有」
- iOS 15以降で利用可能なオプションです。
- 「画像として共有」を選ぶと、PDFの各ページがJPEG/PNGとして自動生成されます。
特徴とメリット
- アプリを別途インストールする必要がない
- 生成される画像は高解像度(約300dpi程度)
- 画面上で直接編集できるので、すぐにメールやSNSへ貼り付け可
デメリット
- PDFのページ数が多いと生成に時間が掛かる
- 「画像として共有」が表示されない場合はiOSバージョンが古い可能性
- 画像の編集機能は限定的
方法2:ショートカットアプリで自動化(汎用的・無料)
手順
-
ショートカットアプリを起動
- デフォルトでインストール済みですが、ない場合はApp Storeからダウンロード
-
新規ショートカットを作成
- 「ファイルを選択」→「PDFを画像に変換」→「画像を保存」
- 保存先を指定(フォトライブラリまたはファイル)
-
ショートカットを実行
- ショートカットのショートカットアイコンをタップすれば完了
アプリ内のオプション
| 項目 | 説明 | 推奨設定 |
|---|---|---|
| 画像形式 | PNG / JPEG | JPEG推奨(圧縮率は設定) |
| 解像度 | 低〜高 | 300dpi程度が見やすい |
| JPEG品質 | 20%〜100% | 80〜90%でファイルサイズと画質のバランス |
特徴とメリット
- 完全無料
- PDFを選択したら自動で画像変換&保存
- 自分好みにカスタマイズ可能(変換形式・品質設定)
- 何度でも呼び出せるので、PDF変換が頻繁にある方に最適
デメリット
- 初めて設定する際は操作が少し複雑
- 変換中に途中でタップすると中断(進行状況は確認不可)
方法3:Adobe Acrobat Reader – 有料で高機能
手順
- App StoreからAdobe Acrobat Readerをインストール
- PDFを開く → 「共有」→「画像へ変換」
- 変換設定を確認(JPEG/PNG、解像度)
- 保存先(クラウドまたはフォトライブラリ)を選択
特徴とメリット
- Adobeの認定品質で高解像度かつ圧縮率の良さ
- 画像変換以外も豊富な編集機能(注釈、ハイライト、フォーム入力)
- 変換プロセスで「クラウドにバックアップ」も可能
- 1年間の無料トライアルあり
デメリット
- 本家PDF編集機能をフルに使うにはサブスクリプションが必要
- Adobe社のアカウント作成が必要
- 変換設定項目が多く、初心者には選択が難しい
方法4:PDF Expert by Readdle – シンプルで堅実
手順
- App StoreからPDF Expertをインストール
- PDFを開く → 右上の「共有」アイコン → 「画像として書き出し」
- 画像形式と解像度の選択 → 「保存」
特徴とメリット
- 有料だが費用対効果が高い(一括購入で永続利用)
- 1ページずつ、または複数ページをまとめて画像ファイル化可能
- PDF編集も高機能(テキスト編集・ハイライト・注釈付け)
- 画像変換時にページ範囲を選択できる
デメリット
- 無料版は機能制限あり、画像変換は不可
- 価格が一度きりの購入で高い印象を受ける
方法5:オンライン変換サービス(Safari経由)
手順
- Safariで「PDF to Image online」などの検索
- 代表例:「PDF2Go」「Zamzar」「Smallpdf」など
- 「ファイルをアップロード」→「変換形式選択」→「変換開始」
- 変換後、生成された画像ファイルをダウンロード
特徴とメリット
- アプリのインストール不要で手軽に画像化
- 無料で使えるオプションが多い(ただしページ数制限あり)
- ウェブベースなので、iPhone以外のデバイスでも利用可能
デメリット
- データのアップロードが必要なため、プライバシーに不安がある
- ネットワーク環境が必須(遅延や接続エラーが起こりやすい)
- フォーマットが限定的(多くはJPEG)
おすすめアプリまとめ
| アプリ名 | 価格 | 特色 | 推奨ユーザー |
|---|---|---|---|
| Files (標準) | 無料 | 標準機能の画像化 | 簡易変換だけで十分なのにシンプルにしたい人 |
| Adobe Acrobat Reader | 有料サブスクリプション | 高品質変換+編集機能 | PDF業務が頻繁なビジネスユーザー |
| PDF Expert by Readdle | 一括購入 | 手軽さと高機能の折衷 | 日常的にPDFを扱う専門家 |
| Shortcuts | 無料 | 自動化で毎回同じ作業を軽減 | プログラム好き、DIY好き |
| Online変換サイト | 無料/有料 | アプリ不要 | 急ぎで一度だけ変換したい人 |
まとめ
- iPhoneだけでPDFを画像に変換するという要望は、標準機能だけで解決できるケースもあるので、まずはファイルアプリやショートカットを試してみると良いでしょう。
- 変換品質や編集機能にこだわるなら、Adobe Acrobat ReaderやPDF Expertがおすすめ。
- ただし、無料で完結したいユーザーはショートカットやオンライン変換サービスも有力な選択肢です。
- どの方法も、PDFを画像に変換した後は、フォトライブラリに保存したり、メールやSNSに添付するだけで、即座に共有が可能です。
今まで紹介した5つの方法を、状況に応じて使い分けてみてください。iPhoneの能力も日々進化しているので、最新のiOSアップデートを活かした機能が追加されることもあります。ぜひ試してみて、最適なワークフローを見つけてくださいね!


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