ブラウザだけでPDFを合体する5つの簡単ステップ
現代のリモートワークやオンライン授業が日常になった今、PDFファイルを複数まとめて一枚にする作業も頻繁に求められます。従来は Acrobat DC のような商用ソフトや専用アプリをインストールしなければなりませんでしたが、ブラウザだけで手軽に完結できる方法も増えてきました。
ここでは、ソフトをインストールせずに、Google Chrome や Microsoft Edge などのウェブブラウザだけでPDFを合体させる手順を詳しく解説します。
ステップ1: 安全なオンラインPDF結合サービスを選ぶ
まずは「PDF を結合(結合)」と検索して出現する、信頼性の高いオンラインツールを見つけます。選定基準は以下の通りです。
| 項目 | 重要ポイント |
|---|---|
| HTTPS | 通信が暗号化されているか確認 |
| プライバシーポリシー | アップロードされたPDFは解析し、再利用されないか |
| ファイルサイズ上限 | 必要なら「無制限」か十分大きいか |
| レスポンス速度 | 大きめのPDFでも数秒で完了するか |
| 広告・ポップアップ | 無料版であっても広告が多過ぎないか |
代表的なおすすめサイトを2つ紹介します。
-
PDF Merge by FreePDF
- https://www.freepdfmerge.com/
- 1回のマージで最大10ページまで、ファイルサイズは最大25MB。
- 広告は少なく、結合完了後に直接ダウンロードリンクが表示されます。
-
Sejda PDF Merge
- https://www.sejda.com/merge-pdf
- ユーザーインターフェイスが直感的。
- 25ページまで無料で統合可能。
- アップロードされたファイルは24時間以内にサーバーから自動削除されます。
予備策:ローカルにパーレート版を利用
場合によっては、オフラインで作業したいときには、無料で使えるPDFsam Basic(Javaベース)をダウンロードし、ブラウザの代替手段として利用できます。
ステップ2: PDF ファイルをアップロード
1. サイトの「ファイルを追加」ボタンをクリック
ブラウザだけで完結する方法は、ドラッグ&ドロップもしくはファイル選択ダイアログを使って行います。
- ドラッグ&ドロップの場合は、ブラウザのファイルパネルにファイルをスライドさせるだけ。
- ファイル選択ダイアログの場合はPC上のファイルを検索し、選択後「開く」をクリック。
2. アップロード制限を確認
- ファイル数:最大10文書まで
- 一ファイルあたりのサイズ:10–25MB
- 合計サイズ:ファイル数 × 各ファイルサイズを超えないように注意
※ もしサイズ制限を超える場合は、PDF圧縮ツール(SmallPDF、ILovePDF など)で圧縮した上で再アップロードします。
3. アップロード中のプログレスバーを確認
進行具合が視覚で分かるので、並列で複数ファイルをアップロードしても「完了」までの時間を把握できます。
ステップ3: PDF 順序を調整する
アップロード後にページ上に サムネイル(縮小版) が並ぶので、ドラッグ&ドロップで並び順を自在にキレイに並べ替えます。
- 大抵の場合、左から右へ自然に読み進める順に並べればOKです。
- しかし、レポートの章ごとにまとめたい場合は章ごとに分けて並べ替えると後から編集が楽です。
注意:
- いきなりドラッグ&ドロップで順序が前後しない場合は「アップロード順序」→「手動順序」に切り替える必要があります。
- オンライン編集サイトによっては、クリックで「ページを移動」「ページを削除」の機能が用意されていることもあります。
ステップ4: PDF を結合し、ダウンロード
-
「Merge」ボタン
- すべてのPDFが正しい順序に並んでいることを再確認したら、画面上または「次へ」ボタンを押します。
- バックグラウンドでファイルが統合され、処理完了後にダウンロードリンクが表示されます。
-
ファイル名の設定
- デフォルトで「merged.pdf」になっていることが多いですが、必要に応じて「業務資料_v2.pdf」などの意味の分かる名前に変更できます。
-
ダウンロード
- ブラウザのダウンロードバーから直接クリック、または「save as」ダイアログで保存先を指定。
- 保存後は、**PDFリーダー(Google Chromeの拡張機能やAdobe Acrobat Reader DC)**で開き、内容を確認します。
ステップ5: ダウンロードしたPDFをチェック・共有
1. 内容確認
- ページ番号:正しい順序か、余分な空白ページが入っていないか確認
- 文字化け:日本語・特殊文字が表示されるか
- リンク:内部リンク・外部リンクが動作するか(クリックで確認)
2. ファイルサイズの確認
- サイズ過大:再度圧縮(Smallpdf、ILovePDFのPDF Compressor)を利用すると、閲覧に負担を減らせます。
3. 共有方法
- 電子メール:添付ファイルとして送信。
- クラウドストレージ:Google Drive・OneDrive・Dropboxにアップロードし、共有リンクを発行。
- チームコラボ:SlackやTeamsに投稿。リンクを貼れば自動的にプレビュー表示されます。
よくある疑問 Q&A
| Q | A |
|---|---|
| Q1. ウェブ上の PDF をアップロードすると内容は外部に漏れないのでしょうか? | 大手サイトはアップロード直後に自動で削除されます。SSL 暗号化も実装済みですが、極秘情報はオフラインで完結させたほうが安全です。 |
| Q2. 大きすぎる PDF(50 MB 以上)はどうすれば結合できますか? | ファイルサイズを圧縮後アップロード、または「Sejda PDF」は最大50MBまで扱える有料プランがあります。 |
| Q3. 複数ファイルをまとめて結合するとページ位置がずれます。 | 「ページ順序」を手動で入れ替えたあと「Merge」を再度実行。ファイル名が重複しないように注意します。 |
| Q4. Mac でターミナルからも結合できますか? | pdfunite のようなコマンドラインツールが Homebrew でインストール可能です。 |
| Q5. PDF 形式が複合的(画像+テキスト)なのですが、結合後テキストが選択できなくなることは? | 画像のみのPDFは結合可能ですが、テキスト抽出は OCR が必要。大抵のブラウザベースツールでは OCR は無効です。 |
まとめ
ブラウザだけで PDF を結合する手順は、**「サイトを選ぶ → アップロード → 順序調整 → Merge → ダウンロード」**の5ステップで完結します。
- ソフト不要なので、PCのインストール権限がない環境でもすぐに利用可能。
- セキュリティ対策として、機密情報はオフラインで扱い、サイトのプライバシーポリシーを事前確認。
- 使い勝手:ドラッグ&ドロップで直感的に操作可能。
- コスト:完全無料で利用可能。
この記事を参考に、次回の資料作成やリモート会議の準備をもっとスムーズに行ってください。
もしオンラインツールを頻繁に利用する場合は、Sejda や PDF Merge をブックマークしておくと、作業が高速化します。ぜひ、試してみてください!


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