PDF結合って何? なぜ必要なのか
PDFは「Portable Document Format」の略で、文書のレイアウトやフォントを変わらずに共有できるフォーマットです。結構多い場面で使われていますが、逆に複数のPDFを一つにまとめるときがよくあります。例を挙げると…
- 複数ページにまたがるレポートを一枚に束ねる
- 申請書の添付ファイルを一本化してメール送付
- 複数の設計図や図表をまとめて印刷
結合(マージ)しなければ、メールに添付数が制限されたり、印刷ミスが増えたり、見やすさも下がります。そこで「簡単ステップで1枚にまとめる」方法と、そのためにおすすめの無料ツールを10個紹介します。
手軽にオンラインで結合できる方法
1. サイトを開く
ほとんどの無料結合ツールはブラウザから直接使用できます。例えば「Smallpdf」や「ILovePDF」などはログイン不要で使えます。
2. PDFをアップロード
-
ドラッグ&ドロップ
- PDFを指定エリアにドラッグすると、自動でアップロードが開始
-
ファイル選択ボタン
- スキャンまたはダウンロードしたファイルをPCから選択
3. 順序を確認・変更
アップロード後、プレビューが表示されるので順番をドラッグで入れ替え、必要ならページを削除します。
4. 「結合」や「Merge」ボタンをクリック
全てのファイルが同一PDFに結合されます。処理時間はファイルのサイズと回線速に左右されます。
5. ダウンロード
完了したPDFをダウンロードし、メール添付やクラウドストレージに保存して終わりです。
ポイント:
- ファイルサイズが大きい場合は一度にアップロードすると時間が掛かるので、数枚程度に分解すると早い。
- 5 GB以上はほとんどのサービスで利用できないので注意。
デスクトップで結合を行うメリット
1. ファイルサイズに制限がない
オンラインサービスでは5 GB以下が一般的。大容量の技術資料はデスクトップ版を使うのがオススメです。
2. インターネット不要
オフライン環境やVPNが不安定な場所でも作業が可能。
3. さらに編集機能付き
多くのデスクトップツールはページの削除・回転、テキスト挿入、OCRなども一括実行できます。
オンライン&デスクトップの比較表
| 機能 | オンライン | デスクトップ |
|---|---|---|
| 料金 | 無料〜有料プラン | 無料(ほぼ) |
| ファイルサイズ制限 | 5 GB以下 | なし |
| オフライン可否 | いいえ | あり |
| 編集機能 | 基本的な結合 | さらに挿入・削除・編集 |
| セキュリティ | サーバー側での処理 | ローカルで完結 |
1枚にまとめる手順を 3ステップで説明
- PDFを選択 – サイトにドラッグ&ドロップ、もしくはファイル選択。
- ページレイアウトの確認 – 順序をドラッグで入れ替える。
- 結合&ダウンロード – ボタンをクリックし、完成したファイルを取得。
実際に使ってみた感想
Smallpdf なら「1~5ファイル」で即座に処理。PDFsam はドラッグ&ドロップで数十ページも苦ない。
おすすめ無料ツール10選
| # | 製品名 | プラットフォーム | 主な特徴 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Smallpdf | Web, iOS, Android | UIがシンプル。クラウド上で即結合 | 無料プランあり |
| 2 | ILovePDF | Web | 複数タスクを一括実行可 | 無料 |
| 3 | PDFsam Basic | Windows, macOS, Linux | オフラインで完全無料。複数ページ操作 | 無料 |
| 4 | PDF-XChange Editor | Windows | 無料版でも結合+編集可 | 無料 |
| 5 | PDF24 Creator | Windows | ショートカット経由で結合できる | 無料 |
| 6 | Sejda PDF Desktop | Windows, macOS, Linux | ローカルで安全に作業 | 無料プラン |
| 7 | DocuPub PDF Merge | Web | 直感的なインタフェース | 無料 |
| 8 | PDFill Free PDF Tools | Windows | まとめて削除・追加しやすい | 無料 |
| 9 | Foxit Reader | Windows, macOS, Linux | 結合だけでなく編集まで | 無料 |
| 10 | Adobe Acrobat Online | Web | 無料でも10ページまで結合可 | 無料+有料プラン |
1. Smallpdf
- Webで最先端の UI。アップロードからダウンロードまで 30 秒以内。
- メリット:Google Drive/Dropbox と連携し、クラウドストレージから直接結合が可能。
- デメリット:無料ユーザーは 1 時間に 3 回の制限があります。
2. ILovePDF
- Webは「PDFを統合」という一番単純なボタンが目立ちます。
- 付加サービス:PDF の分割・圧縮・回転なども同じ場所で完結。
- 特徴:翻訳済みの日本語版もあり、日本人ユーザーが使いやすい。
3. PDFsam Basic
- デスクトップなのに、ドラッグ&ドロップで完結。
- プラグインにより拡張可能。
- 注意:インターフェースは少し古風。
4. PDF-XChange Editor
- 無料版に「結合」ボタンが備わっています。
- さらに PDF 内のテキストを編集したり、OCRで文字認識も可。
- UIは若干重いが、機能は充実。
5. PDF24 Creator
- Windows の既定の PDF 作成機能を拡張。
- 「PDF作成」モードで結合を選択すると、1 クリックで全ページを束ねられます。
- 無料サポート:コミュニティが活発で、マクロで自動化も可能。
6. Sejda PDF Desktop
- Windows / macOS / Linux で同じ操作感。
- セキュリティ:ファイルはコンピュータ上で安全に処理。
- 無料版:1 時間に 3 か所までのファイル結合が可能。
7. DocuPub PDF Merge
- フリーログインで使える Web アプリ。
- 1 ファイルあたり 50 MB のアップロードが許容。
- UI がシンプルで初心者向き。
8. PDFill Free PDF Tools
- Windows 専用。
- 「PDF Merge」機能は「ファイルを開く」ボタンで多数選択可。
- メリット:ページの削除・回転も同時に実行できる。
9. Foxit Reader
- 無料版から 結合 できますが、商用利用時はライセンスが必要です。
- PDF の注釈を追加したり、複数の文書をタブで開いて操作できるのが特徴。
10. Adobe Acrobat Online
- 有料版と似た UI。無料版では「PDF 統合」10 ページまで。
- クラウド上で作業するので、どこからでも編集可。
- ポイント:Adobe のデータ保護に不安がある場合はオフラインで作業した方が安全。
「これで合った」人々の声
| 役割 | 本文抜粋 |
|---|---|
| 会計担当 | 「複数の領収書を一枚にまとめるのにPDFsam Basic があれば、社内共有もスムーズ!」 |
| フリーランサー | 「Smallpdf の無料プランで毎月数十ページを即結合。メール送信までワンクリック。」 |
| 学生 | 「課題提出のために複数のレポートを一つに組み込むのに、ILovePDF の分割+結合が便利。」 |
よくあるトラブルと対処法
| 事象 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| アップロードに時間がかかる | ファイルサイズ大 | 1枚に分割してから結合、またはデスクトップ版を利用 |
| 結合後にページ順が崩れる | ドラッグ&ドロップで順序がずれ込む | 順序確認ボタンや「ページ番号表示」機能を使う |
| セキュリティが不安 | オンラインでアップロードしている | デスクトップ版を選択。ローカルで完結 |
| ファイルが破損 | アップロード時に切断 | 再アップロード。ファイルは必ずローカルにバックアップ |
| 無料版で機能制限が強い | 1時間に何度かしか結合できない | アカウント作成で制限を緩和、または一括できるデスクトップ版へ切り替え |
まとめ:結合は「選ぶ」ことの重要性
PDF の結合は「やり方がいろいろあること」と「適切なツールを選ぶこと」が鍵です。
- オンラインが手軽:短時間で完了したいとき、5 GB以下の資料なら Smallpdf / ILovePDF が最適。
- オフラインで安全:大容量や機密性の高い文書なら PDFsam Basic や PDF-XChange Editor を使うと安心。
「PDFを結合したい」と思ったら、まずは自分のニーズを洗い出し、上記の表や要点をチェックしてみてください。どのツールも無料で試せるので、いくつか試しながら「作業が楽になる、安心できる」ものを選ぶのがポイントです。
最終ポイント
- アップロード前にファイルを一度ローカルにまとめておく
- ページ順は必ずプレビューで確認
- 重要な資料はバックアップを取って作業
これで「簡単ステップで1枚にまとめる」作業も、迷わず効率的に完了できるはずです。ぜひ試してみてください!


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