はじめに
PDFは、ドキュメントの共有や保管に重宝されるフォーマットですが、複数のページを別々に管理していると必要な情報を確認する際に手間が増えます。たとえば、報告書の一部だけをまとめてメールで送る、複数ページの証跡をまとめて保管するといったケース。そんなとき便利なのが「PDFのページを一枚にまとめる」作業です。
この記事では、初心者でも失敗しにくい簡単手順を紹介し、さらに「無料で使えるもの」から「プロフェッショナル向けの有料ツール」まで、現在人気のあるおすすめPDF編集ツールを10選で紹介します。ぜひあなたの作業フローに合わせて選んでみてください。
PDFを1枚にまとめる簡易手順
ほとんどのツールで共通する基本操作をステップごとに示します。ここでは「ドラッグ&ドロップ」で作業する簡易パターンをご紹介します。
1. PDFファイルを準備
- まとめたいPDFファイル(例:報告書A、報告書B、報告書C)をすべてPCのフォルダに揃える。
- ファイル名はわかりやすくまとめておくと、後で編集が楽です。
2. PDF編集ツールを起動
- 例えばAdobe Acrobat Reader DCやPDF24 Creator、オンラインサービスSmallpdfなどを開く。
- ツールによっては「Merge PDF」や「Combine」などのメニューが最初に表示されることがあります。
3. ファイルを追加
- 「ファイルを選択」や「Add Files」ボタンをクリックし、先ほど準備したPDFをすべて選択。
- オンラインツールではドラッグ&ドロップで簡単にアップロード可能です。
4. ページ順序を確認・調整
- ファイル一覧上でマウスで順番をドラッグ&ドロップして並べ替え。
- 大切な順序(例:A→B→C)に合わせて整えてください。
5. まとめる
- 「Merge」や「Combine」ボタンをクリックすると、1つのPDFが生成されます。
- 生成ファイルはデスクトップや指定フォルダに保存されるので、確認して問題がなければ名前を変更して保管します。
6. 結果を確認
- 作成したPDFを開き、ページ数や順序が合っているか確認。
- 必要なら再度編集ツールでページの削除・挿入を行い、完了です。
以上が手軽に行える基本手順です。ここからは、手順を補完しつつ機能やデザイン性で選ぶことができるツールを紹介します。
便利な無料ツール10選
無料で利用できるだけでなく、インターフェイスが直感的なものを中心にまとめました。どれもマウス操作で簡単にPDFを統合できます。
| # | ツール名 | 主な特徴 | ダウンロード/使用料金 |
|---|---|---|---|
| 1 | PDF24 Creator | Windows専用、ドラッグ&ドロップで複数ページ合体。PDF作成・変換も充実。 | 無料 |
| 2 | PDFsam Basic | オープンソースで、Merge/Extract、Split などの汎用操作が可能。 | 無料 |
| 3 | Smallpdf.com | オンラインで即座にMerge。ファイルサイズ上限10MB。 | 無料(登録は不要) |
| 4 | ILovePDF | ブラウザベース、複数ファイル統合、ページ削除・挿入も。 | 無料(プレミアム可) |
| 5 | PDF-XChange Editor | 軽量で高速、Merge機能を含む無料版。 | 無料 |
| 6 | Sejda PDF Desktop | Windows / macOS / Linux、簡易 Merge。 | 無料(1日3タスク上限) |
| 7 | LibreOffice Draw | PDFを開いて編集、ページの追加・削除可。 | 無料 |
| 8 | DocFly | オンライン、PDF結合と編集が直感的。 | 無料(有料版で機能拡張) |
| 9 | Soda PDF Online | ブラウザ上でMergeと編集が可能。 | 無料(有料版可) |
| 10 | PDF Candy | 多彩なPDFツールを集約。Mergeは数クリックで完了。 | 無料 |
ポイント
- オフラインで作業したい場合はPDF24 CreatorやPDFsam Basicがおすすめ。
- ファイル数・サイズが多い場合はSoda PDFやSejdaのデスクトップ版を活用。
プロフェッショナル向け有料ツール5選
企業やデザイン関係者など、より高度な機能が必要な方に向けた有料ツールをピックアップ。価格は年間契約やサブスクで変動しますが、機能は無料版を上回ります。
| # | ツール名 | 主な特徴 | 購入・サブスク |
|---|---|---|---|
| 1 | Adobe Acrobat Pro DC | PDFの作成・編集・セキュリティー設定まで。OCRでテキスト認識も。 | サブスク(月額/年額) |
| 2 | Foxit PDF Editor | 軽量で高速、チーム共有機能が強力。 | サブスク(月額/年額) |
| 3 | Nitro Pro | PDFの編集+変換+共同作業ツールが揃う。 | サブスク+パッケージ版 |
| 4 | ABBYY FineReader PDF | 高精度OCR機能を持ち、文書の再利用が容易。 | ライセンス購入 |
| 5 | Kofax Power PDF | PDFの作成・編集+自動化機能。 | 企業向けライセンス |
選び方のヒント
- Adobe Acrobat Pro DC は業界標準で、互換性が高く他人からも安心して共有できます。
- Foxit は軽量なのに多機能、無料版の制限が少ないので学生や中小企業に適しています。
- もしOCR機能が必須であれば ABBYY FineReader を検討。
- 価格より必要機能に注目し、トライアル期間を活用して使い勝手を確認しましょう。
PDF編集時のベストプラクティス
PDFの統合だけでなく、編集全般をスムーズにするためのコツです。
-
ファイル名に日付やバージョンを入れる
- 「2025_12_01_報告書_v1.pdf」のようにすると管理が楽。
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バックアップは必ず作る
- 元ファイルと結合後のファイルは別々に保存。失敗時に戻れます。
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ページ順は事前にスケジュール
- 書類の流れを紙で紙に書くと、デジタルで混乱しにくい。
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暗号化が必要なら最後に実行
- 個人情報や機密情報を含むPDFは、結合後にパスワード設定を推奨。
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ファイルサイズに注意
- 画像が多い場合は圧縮前に「ページサイズ」を調整すると軽くなります。
まとめ
PDFのページを1枚にまとめる作業は、手間が少ない上にドキュメント管理が劇的に楽になります。
- 無料ツール は個人利用や小規模プロジェクトに最適で、手軽にドラッグ&ドロップで統合できます。
- 有料ツール はセキュリティやOCRなど高度な機能が必要な場合に有効です。
- いずれの場合も、ファイル名やバックアップに注意しながら作業を進めると、後からの編集や共有がスムーズに行えます。
ぜひ自分の作業フローに合ったツールを選び、PDFの結合作業を効率化してください。もし他に質問やお困りの点があれば、コメント欄でお気軽にどうぞ!


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