PDFを圧縮してパスワード保護されたままファイルサイズを縮小する最適なツール10選と初心者でも簡単に実践できる手順付き

はじめに

最近はオンラインでの資料共有やクラウドストレージの活用が増え、PDFは「標準的な文書フォーマット」として不可欠になっています。
しかし、PDFは内容を変更できない「保護された書式」の一方で、ファイルサイズが大きくなる傾向があります。特に、パスワードで保護されたPDFは、圧縮処理を行う際に注意が必要です。

「パスワード保護されたままサイズを縮めたい」という課題に、初心者でも失敗せずに取り組める10の無料/有料ツールと、実践手順をまとめました。
この記事を読めば、パスワード設定を維持しつつ、メール送信やクラウド共有に相応しい軽量PDFを手軽に作成できるようになります。

1️⃣ Smallpdf – クラウドベースの万能ツール

  • 特徴

    • ブラウザで完結、アプリ不要。
    • 「PDF Compress」→「Password Remover」→「Encrypt」で一気に処理。
    • APIも提供し、社内ツールへ組み込み可能。

2️⃣ PDF24 – デスクトップ&オンラインフリーツール

  • 特徴

    • Windows/Mac/Linux でインストールして使えるマルチ機能ツール。
    • 「PDF圧縮」→「パスワード設定」順で操作でき、操作画面が日本語。

3️⃣ Adobe Acrobat Pro DC – 業界標準

  • 特徴

    • パスワード保護されたPDFを保持しつつ、画像品質を低減。
    • 「PDF Optimizer」で「Discard Items」を適宜設定。

4️⃣ iLovePDF – 使い方簡単なオンラインサービス

  • 特徴

    • 直感的なドラッグ&ドロップ。
    • 圧縮後に再設定する形でパスワード保持。

5️⃣ Soda PDF – オフィス統合型

  • 特徴

    • オンライン版とデスクトップ版。
    • 「PDF Optimizer」で「Security」タブにてパスワード情報を保持。

6️⃣ Sejda – 無料(1日3ファイル制限)

  • 特徴

    • パスワード保護解除不可のまま圧縮。
    • 「Encrypt」→「Decrypt」の手順を自動化。

7️⃣ Nitro PDF Pro – 商用ソフト

  • 特徴

    • 高品質圧縮とファイル結合。
    • 「Protect」タブで既存のパスワードを保持。

8️⃣ Foxit PhantomPDF – 軽量版と有料版

  • 特徴

    • 低リソースで動作。
    • 「Optimize PDF」の画面にて「Security」設定を確認。

9️⃣ PDFsam Basic – 複数PDF統合・分割

  • 特徴

    • オンライン版はなし。
    • PDF分割後に「Merge」→「Compress」→「Protect」で流れを作成。

🔟 PDF Converter Elite – 無料トライアル版

  • 特徴

    • 高速圧縮・パスワード保持。
    • 「Batch」処理で複数ファイル一括対応。

使えるツールの選び方

  1. セキュリティ:パスワードが外部へ漏れないか。
  2. 操作性:初心者が手間なく扱えるか。
  3. コスト:無料で十分か、有料版の機能優先か。
  4. プラットフォーム:Windows / Mac / Web の選択肢。

例:Windows 利用なら PDF24 / Foxit PhantomPDF、Mac 利用なら Adobe Acrobat Pro DC / Smallpdf がおすすめです。


【実践手順】パスワード保護されたままファイルサイズを縮小する方法

以下は「Smallpdf」を例にした詳細手順です。
他のツールでは順番がほぼ同じで、設定項目の名前が異なるだけです。

1. PDFをアップロード

  1. ブラウザで Smallpdf の「PDF Compress」ページへ。
  2. 「ファイルを選択」またはドラッグ&ドロップで対象PDFをアップロード。
  3. アップロード後すぐに「高圧縮」もしくは「標準圧縮」を選択。

ポイント:アップロード前にファイルのバックアップを取っておくと安心です。

2. パスワード設定を保持

アップロード後に「パスワードを追加」画面に自動帰着します。

  1. ここで同じパスワードを入力。
  2. 「パスワードを保持」オプションがあればチェック。

もしパスワードが分からない場合は、パスワード確認のプロンプトをスキップしても OK。

3. 圧縮結果をダウンロード

  1. 圧縮完了画面で「ダウンロード」ボタンをクリック。
  2. Windows なら「保存」画面が表示され、保存場所を選択。

4. 再度パスワード確認(オプション)

ダウンロードしたPDFを開き、パスワードが要求されるか確認。

  • 要求される場合:圧縮の過程でパスワードは正しく保持されています。
  • 要求されない場合:ツール側の設定ミス。再度「パスワードを追加」画面に戻り、正しいパスワードを設定し直す。

5. ファイルサイズ比較

  1. 原文件と圧縮後のファイルを右クリック→「プロパティ」または「情報」でサイズを表示。
  2. 目安として30%以上の縮減が達成できていると良いです。

【他ツール利用時のコツ】

ツール 圧縮ステップ パスワード保持チェック
PDF24 「PDF圧縮」→「保護」 「パスワード保持」にチェック
Adobe Acrobat 「PDF Optimizer」→「Security」 既存パスワードを確認
Sejda 「Compress PDF」→「Encrypt」 「Encrypt」時にパスワード再入力
Foxit 「PDF Optimizer」→「Security」 「Encryption」設定を確認
Nitro 「Protect」タブ 圧縮前に既存パスワードを再設定

ポイント:一部ツール(Sejda など)は「パスワード解除」なく「Re-encrypt」を行うだけで済む。
注意:一部無料版では「パスワード変更」や「パスワード保持」のオプションが無い場合があります。


よくある質問

Q A
パスワード保護が外れないのはどうすれば? 厳格な暗号化を使用している場合は、一度解除してから再設定が必要。
圧縮後にパスワードが変わってしまう パスワード保持オプションを必ず選択。
画像が荒くなるのはどうすれば? 「高圧縮」ではなく「標準圧縮」または「カスタム圧縮」で画像ビットレートを上げる。
複数ファイルをまとめて圧縮したい Smallpdf の「Batch Compress」や PDFsam の「Merge」機能を使う。

まとめ

パスワード保護されたPDFを無駄なく小さくするには、ツールの選び方と手順のポイントを押さえるだけで簡単です。

  • まずは自分の環境(OS・予算)に合ったツールを選択。
  • 次には「圧縮 → パスワード保持 → ダウンロード」の流れを守る。
  • 最後にはファイルサイズとパスワードの有効性を必ず確認。

この記事で紹介した10ツールと手順で、初心者でも安心してPDFを圧縮し、パスワード保護を維持できます。ぜひ、一度試してみてください。

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