よくある疑問:PDFを分割したいけど何を使えばいい?
PDFファイルをページごとに分割、ページ数で切り出し、または特定ページだけ抽出したいケースは意外と多いです。
「無料で、簡単にできるツールは?」と迷っている初心者の方向けに、2026年最新版の無料PDF分割ツールを5つピックアップし、それぞれの使い方とメリット・デメリットを徹底解説します。
ツールごとに手順を詳しく書いてあるので、操作がわからなくても安心して実行できます。
1. Smallpdf – Webブラウザから手軽に分割
| 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ブラウザ上で完結 | ①ダウンロード不要 ②操作簡単 | ①インターネット接続必須 ②2時間に1回まで無料使用(頻繁に分割したい場合は有料版推奨) |
手順
-
ブラウザで「Smallpdf.com」を開く
画面左上の「PDF Split」アイコンをクリック。 -
ファイルをアップロード
- 「ファイルを選択」ボタンでPCから選ぼう。
- もしくはGoogle Drive/Dropboxから直接連携。
-
分割方法を選択
- ページ範囲:指定したページだけを抽出。
- ページごと:1ページずつファイルに分割。
- ページ数で分割:設定したページ数ごとにファイルを作る。
-
分割実行
- 「Continue」→「Split PDF」ボタンをクリック。
- 処理が完了するとダウンロードリンクが表示されるので押してダウンロード。
-
ファイル確認
- ダウンロードしたZIP内を展開すると、分割されたPDFが入っています。
使い方のコツ
- ドラッグ&ドロップでファイルを置くだけで直感的にアップロード。
- 複数タブで同時分割できるので、作業効率が上がる。
2. ILovePDF – もっとカスタマイズしたいときに
| 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| ウェブ + デスクトップ | ①多機能 ②複数台作業で共有が簡単 | ②無料版は広告表示がある |
| デスクトップ版:オフラインで動作。 | ③インターネット環境が不安なときに便利。 | ④設定次第で処理が重くなることがある。 |
ウェブ版手順
- ILovePDF.com へアクセス、PDF Splitを選択。
- 「Select PDF file」→ファイルをアップロード。
- 「Split PDF」のオプションを設定:
- 「Split by Number of Pages」
- 「Split by Page Range」
- 「Split into Separate Pages」
- 実行→ダウンロードリンクをクリック。
デスクトップ版手順
- ILovePDFデスクトップをインストール(Windows / macOS)。
- アプリ起動→「PDF Split」を選択。
- 「Add PDF」をクリックして分割したいファイルを挿入。
- 「Page Range」や「Page Count」で切り出し範囲を設定。
- Save to で保存先フォルダを決定し、分割を開始。
使い方のヒント
- **「Merge」→「Split」**と合わせて利用すると、複数PDFを一括で編集できます。
- ショートカットキー(Ctrl+S 等)で作業を高速化。
3. PDFsam Basic – 無料で堅実に分割
PDFsam Basicはオープンソースで、無料ながら高機能。インターネット接続不要でローカル環境だけで完結します。
| 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| デスクトップアプリ | ①プラグインなしで動作 ②日本語Windowsに最適 | ①初心者にとってUIがやや古臭い |
| 拡張版は有料だが、Basicで十分 | ②PDFマージ、分割以外の編集も可能 | ③大型PDFはやや処理が重い |
インストール手順
- PDFsam公式サイト(pdfsam.org)から PDFsam Standardをダウンロード。
- インストーラーを起動し、案内に従ってインストール。
- 完了後にアプリを起動。
分割方法
- 画面左側のSplitタブを選択。
- Addボタンで分割したいPDFを読み込む。
- Splitterオプションで
- Split after every page
- Split after range(例:1-3,6-8)
- Split by top-level bookmarks
- Destination folderを指定(デフォルトはアプリと同じフォルダ)。
- Runボタンを押し、処理を完了。
使い方のコツ
- マルチスタック:複数ファイルを同時に読み込んで一括分割が可能。
- バックアップ作成:設定→
Automatic file namingで元ファイルのバックアップを自動生成。
4. Sejda – フリーとプロを選べる柔軟性
Sejdaはブラウザとデスクトップ両方で利用できます。無料版は1時間に3回まで、1回につき50ページまでを制限しています。
| 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 1-Click Web UI | ①素早い操作 ②ダウンロード不要 | ①無料枠で制限が厳しい |
| デスクトップアプリ | ②離席時に自動で処理 ③高解像度PDFに強い | ③一部機能は有料 |
ウェブ版手順
- Sejda.comを開き、Splitタブへ。
- Upload PDFをクリックしてファイルを選択。
- ページ分割オプションを選ぶ:
- Split by Number of Pages
- Split by Page Range
- Extract Specified Pages
- 「Start processing」をクリック。
- 完了後にダウンロードリンクが表示されます。
デスクトップ版手順
- Sejda Desktop を公式サイトからダウンロード。
- アプリ起動 → 「Split」タブを選択。
- Open fileでPDFをロード。
- 分割オプションを設定し、Splitボタンをクリック。
- 処理完了後、指定フォルダに結果が保存されます。
使い方のポイント
- 「Rename files automatically」 を使えば、分割後のファイル名を自動で付与。
- PDFの暗号化解除 も同じプログラムでできるので、パスワード付きファイルも処理可能。
5. PDF24 Creator – 日本語サポートバッチ処理
PDF24 はユーティリティとしてWindowsにインストールして使用するタイプ。メインのデスクトップアプリから、オプションで「Split」機能を呼び出せます。
| 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| Windows専用 | ①日本語UI ②簡易操作 | ①macOSは非対応 ②ブラウザベースではない |
| バッチ処理で一括分割 | ②スクリプトで自動化が可能 | ③一部大きなPDFでメモリ消費が増えることがある |
インストール方法
- PDF24公式サイトから PDF24 Creatorをダウンロード。
- インストール後、スタートメニューから起動。
- ツールバーの Split PDF ボタンをクリック。
分割手順
- 分割したいPDFをドラッグ&ドロップで
Split PDFウィンドウに入れる。 - 分割方法を選択:
- By Page Numbers
- By Page Range
- By Bookmark
Folderを指定して、Splitを実行。- 保存先フォルダで分割後のファイルを確認。
便利な機能
- 「Batch Split」:複数ファイルを一括で分割。
- 「Print as PDF」:プリンターでPDF出力の際に分割オプションを付けられる。
まとめ:初心者におすすめの順序
| 順序 | 推奨ツール | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | Smallpdf | ブラウザ上で完結し、操作が直感的。 |
| 2 | ILovePDF | 多機能で、デスクトップ版もあるのでオフライン時に便利。 |
| 3 | PDFsam Basic | 安全性が高く、インストール不要でローカル処理。 |
| 4 | Sejda | 無料枠でも実用的で、分割以外も可能。 |
| 5 | PDF24 Creator | Windows専用ですが、バッチ処理に強い。 |
ポイント
- 頻度が多いならウェブ版よりデスクトップ版を選択。
- デスクトップで完全オフラインにしたいならPDFsamやPDF24。
- 複数PCで共有したいならILovePDFのクラウド連携機能が便利。
よくある質問
-
「無料版だと制限が多い」
→ ほとんどのツールは「無料+有料」のハイブリッドモデル。必要に応じて一時的に有料版を試すのが正解です。 -
「PDFが暗号化されている」
→ SejdaやILovePDFなどでパスワードを入力すれば解除後に処理できます。 -
「大容量(GB単位)のPDFを分割したい」
→ PDFsam BasicやPDF24 Creatorはローカル処理でメモリを多めに確保できるので、性能が向上します。
最後に
PDFはビジネス文書や申請書など多用されるフォーマット。分割操作を知らないと、データの共有や再利用時に時間を浪費することになります。今回紹介した5つの無料ツールを使えば、初心者の方でも「どこから分割するの?」など疑問を抱くことなく、直感的に操作できます。
まずは一つのツールで実際に分割してみて、自分に合った操作性と機能を見極めてみてください。
それでは、素敵なPDFライフをお楽しみください!


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