PDFを開くソフトを変更する方法 ― PCとMacで簡単に設定する手順
PDFは多くの場面で利用され、開くソフトの設定が変わると作業効率が大きく左右されます。
Windows 10/11 から macOSまで、よく使われるソフト(Adobe Acrobat Reader、Foxit Reader、Preview など)をデフォルトに設定する手順を、初心者でも迷わないようにステップバイステップで紹介します。
ポイント
- 目的に合わせて「デフォルトアプリ」を設定。
- 変更前に現在の設定を確認しておくと安心。
- 変更後は一度ファイルをダブルクリックして確認。
1. Windows 10/11 で PDF 開くソフトを変更する
1‑1. 現在のデフォルト設定を確認
- スタートメニュー ► 設定(⚙️)
- アプリ ► 既定のアプリ
- スクロールして「PDF」を探す。
- ここに現在設定されているソフト名が表示されます。
1‑2. デフォルトアプリを変更
方法A:設定から直接変更
- 上記「既定のアプリ」画面で「PDF」をクリック。
- 「Adobe Acrobat Reader」や「Microsoft Edge」など、リストからインストール済みのアプリを選択。
- 選択したら、画面下の**「このアプリをデフォルトに設定」**にチェックが入っていることを確認。
方法B:ファイルから変更(任意のアプリに設定)
- エクスプローラーで任意のPDFファイルを右クリック。
- 「プログラムから開く」 ► 「別のアプリを選択」
- プルダウンメニューから任意のアプリを選択。
- 「常にこのアプリで開く」にチェックを入れ、OKをクリック。
ヒント
- 新しくインストールした Reader などがリストに無い場合は、先にアプリを起動してデフォルトアプリに登録させる必要があります。
- 「管理者権限が必要」なケースでは、PC管理者に相談してください。
1‑3. 変更後の確認と問題解決
- 任意の PDF ファイルをダブルクリック。新しいアプリで開くか確認。
- もし元に戻りたい場合は、上記手順を繰り返し、別のアプリを選択すれば OK。
2. macOS(Monterey 以降)で PDF 開くソフトを変更する
2‑1. Finder からアプリを指定する
- Finder で PDF ファイルを選択し、右クリック → 「情報を見る」(or
Command + I) - 「情報」ウィンドウの「開く方法」セクションを展開。
- 「このアプリで開く」 のドロップダウンから好きなアプリを選択。
- 下の 「すべてを変更…」 をクリック。
- 確認ダイアログで 「続ける」 を選択すれば、同じ拡張子を持つ全ての PDF が選択したアプリで開くように設定されます。
注意
- 変更は「ユーザーアカウント」単位で保存されます。
- 大事な設定は、「システム設定」 ➜ 「Apps」 ➜ 「既定のアプリ」 で全体を再確認するのもおすすめです。
2‑2. 既定の PDF アプリをシステム設定から変更
- システム設定(Apple メニュー → 「システム設定」)を開く。
- 左ペインから 「Apps」 → 「既定のアプリ」 を選択。
- 「PDF.app 」の横にあるドロップダウンから、希望のアプリを選択。
- 変更は即時反映されます。
2‑3. アプリごとの設定確認
- Preview で開く場合:
- ほとんどの PDF は Preview で標準的に閲覧できます。
- Adobe Acrobat Reader DC で開く場合:
- PDF 編集や注釈追加機能が必要ならこちら。
- Foxit PDF Reader で開く場合:
- 軽量で高速な読み込みが特徴。
3. Windows と macOS で共通する注意点
| 項目 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| ファイル拡張子の確認 | .pdf が必ず PDF として認識されるかを確認 |
macOS でも同様に.pdf を検証 |
| インストール済みでないアプリは選択不可 | アプリを先にインストール | 同上 |
| ショートカットキーで変更 | ファイル→プロパティ で「デフォルトのアプリを変更」 | Ctrl+Command+I で情報ウィンドウを開き変更 |
| 設定をリセット | 既定のアプリを「Edge」に戻す方法 | 同上 |
4. よくあるトラブルと対処法
| トラブル | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| PDF が開かない | デフォルトアプリ自体が未インストール | 必要なアプリをインストールし再度設定 |
| アプリが自動で切り替わる | 既定のアプリが複数設定されている | 変更手順を再度実行し「このアプリで開く」にチェック |
| PDF が添付ファイルで開かれる | メールクライアントが既定で開く設定 | メールクライアント側で設定を変更 |
| 大容量 PDF が読み込まれない | アプリのメモリ制限 | より軽量な Reader を試す |
5. 便利なサードパーティ製 PDF アプリの比較
| アプリ | 主な特徴 | 価格 |
|---|---|---|
| Foxit PDF Reader | 軽量・高速、編集も可能 | 無料/有料版 |
| Nitro PDF Pro | Adobe 互換、強力な編集 | 商用料金 |
| SumatraPDF | シンプル、軽量 | 無料 |
| MuPDF | コマンドライン向け、オープンソース | 無料 |
| Adobe Acrobat Reader | 業界標準、豊富な機能 | 無料/有料版 |
まとめ
- Windows では「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」で簡単に変更。
- macOS では「Finder の情報」または「システム設定 > Apps」から設定可能。
- 変更前に現在の既定アプリを確認し、変更後は一度開いて動作を確かめるのがベスト。
- サードパーティ製の PDF リーダーを導入すれば、作業内容に合わせてさらに柔軟に対応できます。
これらの手順を覚えておけば、PDF を開くたびに気になる「何でいつも違うアプリで開くんだ?」という迷惑な体験を解消できます。ぜひ、今すぐ実践してみてください。


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