PDFを写真(画像)として保存したい…その一連の手順と実際に使えるツールを徹底解説します。
画像化すると、PDFの内容をそのままタップやズームで閲覧できるだけでなく、SNSやメールに貼り付けやすくなります。
この記事では、初心者でもわかりやすい手順と、推奨ツールを整理して紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
PDFと画像の違いを把握しよう
まずは PDF と 画像 の基本的な違いを理解しておくと、変換時の期待値や目的が明確になります。
| 項目 | 画像(JPEG・PNG) | |
|---|---|---|
| ファイル形式 | ポータブル・ドキュメント・フォーマット | バイナリデータ(ピクセル情報のみ) |
| 可読性 | テキスト検索・編集可能 | 画像として固定、検索不可 |
| ファイルサイズ | 文字とレイアウトの情報を含む | 画質・解像度によりサイズが大きい/小さい |
| 目的 | 文書作成・共有・印刷 | 写真の配布・Web掲載・SNS投稿 |
ポイント
- PDFから画像へ変換すると、テキストデータは 失われて しまいます。
- 画像は 解像度 を高くすると画質は向上しますが、ファイルサイズが増えるので注意。
- もとの PDF がレイアウトを重視している場合は、画像化後の配置 が必ずしも同じではないかもしれません。
変換方法:オンライン・デスクトップ・スマホの選択肢
1. オンライン変換(Webブラウザ上で完結)
| ツール | 特徴 | 利点 | 欠点 |
|---|---|---|---|
| Zamzar | 無料でファイルアップロード後、メールでリンク | 使いやすいインターフェイス、複数フォーマット対応 | ネットワーク速度に左右される |
| Convertio | 直接変換、ドラッグ&ドロップ | 画像化に専念、保存先を自由選択 | 大容量の場合は遅い |
| Smallpdf | PDF→JPG/PNG 1ページずつ | 直感的操作、無料版で十分 | 画像枚数に上限あり |
おすすめ
画像化したいページ数が少なめなら Smallpdf、複数ページまとめて変換したい場合は Convertio が便利です。
2. デスクトップソフト(高速・大容量向け)
| ソフト | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| Adobe Acrobat DC | 有料(月額) | 複数ページ一括変換、解像度調整容易 |
| PDFMate PDF Converter | 無料/有料 | バッチ処理、出力設定が豊富 |
| PDF-XChange Editor | 無料(有料版で拡張) | 軽量で高速、OCR も可能 |
注意
大規模ファイルや頻繁に変換する場合は、有料版の Adobe Acrobat DC が最も安定した体験を提供します。
3. スマホアプリ(外出先・短時間で)
iOS
-
PDF Expert(有料)
- PDFを開き、「共有」→「画像としてエクスポート」
- 画像化したら即写真ギャラリーへ保存。
-
Scanbot(無料/プレミアム)
- スキャン + 画像変換機能が一体化。
- OCR で文字抽出も可能。
Android
-
Xodo PDF Reader & Editor(無料)
- PDFを開いたまま「ファイル」→「画像として保存」
- 画像化したファイルはギャラリーに自動保存。
-
PDF to Image Converter(無料)
- シンプルにページ単位で画像化。
- PNG/JPEG 共に選択可能。
Tip
スマホの場合は「画面キャプチャ」よりも、上記アプリを使う方が画質とファイルサイズのコントロールがしやすいです。
人気の画像化ツールを比較してみる
| ツール | 料金 | 変換品質 | 使い勝手 | 追加機能 |
|---|---|---|---|---|
| Adobe Acrobat DC | 1,200円/月 | ★★★★★ | ★★★★☆ | OCR、注釈、編集 |
| Smallpdf(オンライン) | 無料 | ★★★★☆ | ★★★★★ | 変換+保管 |
| PDFMate(デスクトップ) | 無料 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | バッチ処理 |
| Scanbot(iOS) | 1,000円/年 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | スキャナ+OCR |
| PDF to Image Converter(Android) | 無料 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | シンプルUI |
選び方のコツ
- 頻度が高い:Adobe Acrobat DC
- 短時間で完了:Smallpdf
- 大容量でバッチ処理:PDFMate
- スマホで手軽に:Scanbot / PDF to Image Converter
画像化時に気をつけるポイント
解像度と圧縮率の調整
-
解像度の設定
- 300dpi 以上が印刷用途に推奨。Web掲載やSNS投稿なら 72dpi 〜 150dpi で十分。
- 変換時に「解像度」オプションを有効にすると、品質とファイルサイズのバランスが取れます。
-
圧縮率
- JPEG で高圧縮すると画質が劣化します。
- PNG はロスレスなので、色数が多い画像は PNG 推奨。
複数ページを1枚の画像にまとめる
- 「ページ結合」 機能はほとんどのツールで利用可能。
- ただし、結合するときはページ順や余白に注意。
- 大きな画像になると表示速度が落ちるので、必要な範囲だけ結合するとスマートです。
PDFからテキストを抜き出したいとき
- 画像化するとテキストは消失しますが、OCR機能付きツールを使えば、画像→テキストに戻せます。
- Adobe Acrobat DC の OCR は日本語に対応し、テキストを検索できる状態に変換してくれます。
- スマホアプリでも Scanbot などが OCR を提供しています。
具体的な手順:Smallpdf を使って PDF を画像化
- Webブラウザで smallpdf.com を開く
- 「All tools」→「PDF to JPG」
- 「Upload PDF」ボタンで変換したいファイルを選択
- 変換設定で「Extract single images (画像抽出)」または「Convert entire pages (ページ全体)」を選択
- 「Convert」ボタンを押す
- 変換完了後、JPG/PDF でダウンロード
- 画像サイズや解像度は設定で調整可能
- 保存した画像をギャラリーやSNSにアップロード
注意
Smallpdf は無料版でも 2 ページ以内の変換が可能です。多くのページを変換したい場合は、有料プランの「Pro」版を検討してください。
まとめ
- PDFは文書データ、画像はピクセルデータである点を意識し、目的に合わせて変換ツールを選びましょう。
- オンラインツールは手軽にすぐ完結しますが、ファイルサイズが大きいと アップロード/ダウンロード時間 が課題です。
- デスクトップソフトは バッチ処理や 解像度/圧縮 の細かなコントロールが可能。
- スマホアプリは外出先や臨時の変換に最適ですが、画質 が 多少落ちる場合があります。
- 変換後は 画像編集(トリミングやリサイズ)が必要になることもあるので、事前に想定用途を確認しておくとスムーズです。
これらを踏まえて、最も合った方法で PDF を画像化し、目的のプラットフォームでスマートに共有しましょう。


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